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ジョシュ・シュワルツ、ステファニー・サヴェージ(製作)『ゴシップガール』2007年


「ゴシップガール <ファイナル・シーズン>」DVD予告編

 

『The OC』のジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが製作したテレビドラマ。ニューヨークの高級住宅街アッパー・イースト・サイドのセレブ高校生(後に大学に進学)の恋愛模様が描かれる。The CW系列で2007年から放送を開始し、2012年のシーズン6で完結した。


各エピソードのお約束として、冒頭でアッパー・イースト・サイドのセレブ情報をスクープするブログ「ゴシップガール」の記事という体でナレーションが読み上げられ(ナレーターはクリスティン・ベル)、終わりにもゴシップガールが新たなネタを提供し、「私のこと好きでしょ? XOXO(ハグ&キス) ゴシップガール」で締めくくられる。


登場人物の心の声や超越的な視点からのナレーションではなく、誰もが読めるブログ記事であるという設定によって、ゴシップガールのナレーションは作中人物たちに直接的に影響を与え、行動を促す起爆剤の役割を担うと共に、「誰がゴシップガールなのか?」という謎もまた長期シリーズへの視聴者の関心をつなぎとめることに貢献した。