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揺動メディアについて。場所と風景と映画について。

ビジュアル・コミュニケーション——動画時代の文化批評

 

ビジュアル・コミュニケーション――動画時代の文化批評

ビジュアル・コミュニケーション――動画時代の文化批評

 

 

限界研の新刊『ビジュアル・コミュニケーション——動画時代の文化批評』に寄稿しました。「三脚とは何だったのか——映画・映像入門書の二〇世紀」と題し、戦前から現代までの映画・映像制作入門書の分析を通じて「三脚」に設置されたカメラを前提とする映画史とは異なる歴史の記述を試みています。こちらのサイトでは序文が試し読みできるようです。

 

また、書籍の刊行に合わせて執筆陣でおこなった座談会が「Yahoo!ニュース個人」の飯田一史さんのページで公開されました。私もあれやこれやと話しています。

 

(1)映像はいかに変わったか――ポストメディア化と「ハリウッド的」なるものの変容

(2)認知科学や神経科学的知見の映像研究への応用について

(3)「中間映画」的領域をいかに再興するか

(4)機械と人間のインタラクションをいかに利用し、映像/視覚文化に偶発性と新奇性を取り込むか

(5)映像/視覚文化におけるアクセス可能なアーカイヴと体験性の相補関係

(6)「ながらメディア」としての長尺映像に適応していく身体

(7)親がネットに写真をアップしまくる時代に子どものアイデンティティはどうなるか

(8)視覚文化研究の現在と、映像批評の受容/需要