11月22日『土瀝青』書籍刊行&記念上映・トークイベント
- 作者: 石川初,鈴木並木,今和泉隆行,永瀬恭一,南後由和,萩野亮,渡邉大輔,渡邉英徳,佐々木友輔,木村裕之,トポフィル
- 出版社/メーカー: トポフィル
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
『土瀝青——場所が揺らす映画』、いよいよ発売となりました。作品自体を未見の方にもきっと楽しんでもらえるのではないかと思います。
トポフィルは小さな出版レーベルですが、書店でもお買い求めいただけます。おかげさまでamazon.comでも一時品切れが続いていますが、追加で納入していますので、注文していただければ確実にお手元に届きます。
また、出版にあわせて、映画『土瀝青 asphalt』の上映会の開催も決定しました。トークゲストとして、石川初氏と沢山遼氏をお招きします。おそらく年内の上映はこれが最後になるかと思いますので、お見逃しなく!!
『土瀝青——場所が揺らす映画』書籍刊行&記念上映・トーク
様々な分野で活躍する著者たちが、芸術と場所の関わり、そしてこれからの作家のあり方について論じた書籍『土瀝青——場所が揺らす映画』(トポフィル)。その刊行を記念して、映画『土瀝青 asphalt』の上映とゲストを交えたトークイベントをおこなう。『略称・連続射殺魔』や『初国知所之天皇』を嚆矢とする〈風景映画〉の系譜を引き継ぎ、その方法論を現在の日本を捉えるためにアップデート。個人による新しい映画制作のかたちがここに。
日時 2014年11月22日(土)
第一回 13:30 『土瀝青』 + トークA(ゲスト 石川初)
第二回 18:00 『土瀝青』 + トークB(ゲスト 沢山遼)
場所 イメージフォーラム・シネマテーク
料金 一般:1000円、会員:700円、書籍購入者および持参者:500円
ウェブ http://qspds996.com/asphalt/
『土瀝青 asphalt』予告編 long ver.(原作:長塚節『土』) - YouTube
『土瀝青』をどのように見れば良いのか? GPSを用いた「地上絵」などのユニークな活動で知られる石川初氏と、「メディウム」の問題を軸として批評・研究をおこなう沢山遼氏にお話を伺います。
石川初 ISHIKAWA Hajime
一九六四年京都生まれ。ランドスケープ・デザイナーとして、景観計画や外部空間の設計に携わるとともに、GPS受信機や地図を使った様々なフィールドワークやイメージ表現、執筆活動を行っている。自称・地上絵師。主な著書に、『今和次郎『日本の民家』再訪』(共著、二〇一三年日本建築学会著作賞)、『ランドスケールブック——地上へのまなざし』などがある。千葉大学特任准教授。早稲田大学、武蔵野美術大学にて非常勤講師。
沢山遼 SAWAYAMA Ryo
1982年生まれ。美術批評。主な論考に「描画/演奏――石田尚志論」(『組立―転回』2914年、組立)、「限界経験と絵画の拘束――香月泰男の シベリア」(『前夜/前線――Critical Archive vol.2』2014年、ユミコチバアソシエイツ)など。